ピーコ(杉浦克昭)さん
おすぎとピーコで一世を風靡した、ピーコさんの訃報が報じされました。立て続けに訃報に接することは残念です。
LGBTをお茶の間に馴染ませた先駆けのような存在でした。晩年は福岡などローカルを中心にタレント活動をされていたようです。
一卵双生児のおすぎさんの参考になればと思います。
ピーコさんの宿命
第一印象で何か気付かれなかったでしょうか?
そうです、西田敏行さんと同じ日干支、丁亥です。詳細は西田敏行さんの宿命を参照してください。
人体図もよく似ています。西田さんは調舒星が主星でしたが、ピーコさんは、鳳閣星が主星でどちらも伝達本能の星です。鳳閣星は、あるがまま、自然体で楽天家の星ですから、おすぎとピーコさんのイメージに合致します。
ファッション・チェックも有名でしたね、ファッションにはこだわられていました。鳳閣星ならではです。
西田さんの回では触れませんでしたが、どちらも帰星(最終的に止まる星)が主星になっています。つまり、自分自身が人生の目的といえます。その本能が伝達ですから、芸能界で活躍する運命だったともいえるかもしれません。どちらも人体図に魅力本能(土性)が存在しないことから、親切心やおべっかを使うようなタイプの人物像ではありませんでした。もちろんテレビの中での表現としてです。
季節が秋と冬の違いがあるものの、土用ですので似た人体図、似た守護神と忌神となっています。
完全格はなく、部分格は不完全ではあるものの天干連珠格が存在します。局法については、今回は触れません。
ピーコさんの大運
大運を眺めると、46歳から65歳まで大運天中殺に入っていました。天中殺で忌神が20年巡っていましたので、その辺りから活動が低調になったことが分ります。天中殺が過ぎ第一守護神の20年、そのさなかに亡くなられています。
ピーコさんの年運
年運を見て行きましょう。この年運の流れも西田さんと同じパターンです。
忌神が巡って第一守護神が続く。
ピーコさんと言えば、左目を失って義眼であることが公表されていました。
日経GoodDay「がんかもしれない 本人編 悩んでいるのは自分だけじゃない(1)」で経緯を説明されています。
1989年8月に手術を受けられています、この月が壬申です。そして翌年からから年運天中殺、1991年は年運天中殺と大運天中殺が重なっています。片目を失うことは、さぞかし失望されたことでしょう。そしてご不自由されたことでしょう。
ピーコさんの今回のタイミング
端的に言えば、今月は、丁亥の日干支の方にはありがたくない星周りだったことが分ります。
つまり、どこか身体に弱い所がある方は注意した方が良いでしょう。
天国でも軽快で辛口のトークで活躍されていることでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。