西田敏行さん

お久しぶりです。ひと月お休みをしていました。
そんなさ中、訃報が飛び込み、居ても立っても居られず占ってみました。

Yahooニュースでは「西田敏行さん急逝 外出中に一報を聞いた妻は「自宅にいれば…」と憔悴 来年1月期にはドラマ出演も決まっていた 」と報じています。奥様の気持ちを考えますと、いたたまれません。

西田敏行さんの宿命

宿命を確認して行きたいと思います。
まず日干支 丁亥の特徴ですが、"温和で円満な人柄ですが、内面に個性的な人生観をもった人です。理性的で品があり、情は温順で人情味もあります。損得に余りこだわらない人です。運気の発展は遅くなりますが、中年より運の発展があります。神秘的な魅力と鋭敏な感性を持った人が多く、創造性をもった芸術家・学者肌の人が多い星です。才能を発揮すれば、大きな成功を収めることも出来る星です。長いスタンスで物事をとらえて前進しようとし、大器晩成の努力家です。"とあります。
人物像として、そのままに思えます。

そしてこの丁亥が年干支にもありますので、これを宿命律音といいます。表れとすると、二面性を持ち、浮気、転職を繰り返すと運気が下がるので要注意。裏表があり周囲の人からは二重人格のように写ります。変人で人には真似できないことをやって、人にはないオリジナリティで勝負すれば活躍できる人といえます。こればかりは、私には確認のしようがありませんが、ある意味役者には向いた宿命かもしれません。

律音にはもう一つ大切な表れがあります。それは、若い時にこれっと人生の目標を立てると運勢が伸びるということです。
実際、中学生のころに俳優を夢見て、俳優を多く輩出している明大中野に入学されて、俳優の道を進まれています。

人体図を眺めると主星が調舒星です。多情多感な性質で過激な芸術家の星です。何を見ても笑いながら涙を流されていたのは…

完全格と部分格は確認できませんでした。

西田敏行さんの大運

大運を見て行くと、29歳から20年間の大運天中殺だったことが分ります。1967年二十歳の時に俳優デビューされていますから、長く俳優を続けることができた。そして49歳からの20年間は第一守護神が大運で巡っていますから、順調だったことが伺えます。実際に大活躍をされています。

西田敏行さんの年運

まず2014-2015年の年運天中殺での出来事を調べてみると、2016年2月1日に自宅ベッドから転落して首を痛め「頸椎亜脱臼」と診断されたとあります。2026年じゃないかと思われると思いますが、実は年の切り替わりは節分の前日です。2015年は2015年2月4日から2016年2月3日までを指します。

この天中殺は、たまたま大運と年運ともに第一守護神がめぐっていますから、俳優業に復帰されています。

心筋梗塞を罹患された2003年も癸未の年運天中殺の年でした。

そしてベッドから転宅した3日後の2016年の69歳からは、大運が変わり癸卯に切り替わります。癸は忌神です。

あくまでも想像の域をでませんが、2023年から体調を崩され、9月 癸酉をどうにか乗り越えられ、亡くなった10月17日の前日が癸丑でしたので、西田さんには癸が鬼門であったことが良く分かります。

西田敏行さんの今回のタイミング

西田敏行さんにとって、癸が忌神でとてもありがたくないことが良く分かりました。
では、2024年10月は?と疑問に思われると思います。

図にあるように、日干と年干は大運から七殺を受け、月干は24年と10月を七殺しています。

七殺は、相克の中で最も強い現象を引き起こし、七殺に会う時はその気が発揮されにくく、逆に七殺するときは相手の質を抑えることになる。七殺をする場合は攻撃ですが、されると消耗するイメージです。

西田さんの後天運は、癸で忌神に合い、次の甲で消耗する、しかも日干丁に甲は燃料ですから…この繰り返しであることがわかります。この最大の波が、この大運の2023-2024年とこの9月10月だったことが分ります。お辛かったのではないでしょうか。

個人的には、探偵ナイトスクープでいつも涙されていた西田敏行さんが印象的でした。  
ご冥福をお祈りいたします。

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