節分
節分は、2月3日と覚えている方も多いと思います。しかし、必ずしもこの日になるとも限りませんし、そもそも節分は年に1回でもありません。
日本で節分といえば、春の節分、つまり立春を指します。ですから、3か月おきに、「立夏」「立秋」「立冬」も節分に当たるのです。

また立春の日付も、二十四節気の太陽が地球の周りを1周する軌道を15度ごとに24等分したものですから、微妙に異なることになります。これは、暦でも書きましたが、一年も正確には365日ではありませんから、これらの誤差が、節分の日付が年毎に変わる原因になっています。
2025日の立春は2月3日で、前日の2月2日が節分です。
節分と春節
立春と節分の日付はよく分かりましたが、最近中国関係で春節なるものをよく耳にします。さらに節分と春節って時期が近いので、良く混同されています。
春節は、旧暦の1月1日にあたりますから、本来は立春と同じなのですが、旧暦と二十四節気との間でズレが生じています。
2025年の旧暦の1月1日は、新暦の1月29日ですから、春節も1月29日です。
中国では、その前日からお休みに入るようですね。
節分と恵方巻き
ここ最近の節分のイベントといえば、「豆まき」よりも「恵方巻き」に軍勢が上がるようになってきました。
恵方巻きの由来も、縁起の良い海産物などを海苔で巻き込む、そんな縁起の良い巻物を恵方に向かって折らずに食べる…少し眉唾ものです。某コンビニチェーンや海苔業者が企てたイベントとも噂されています。
とはいえ縁起にあやかる日本人の気質には合っているのかもしれませんね。
今年の恵方を意識する良いチャンスでもあります。
一気に食べるのが辛い後ごろのマルロには、乗っかりづらいイベントの一つです。

2025年の吉方位は、西南西だそうです。
節分と節入日
東洋占いを勉強していると、必ず確認するのが立春の日付、これを節入日(せついりび)と呼んでいます。
2025年の節入日は、2月3日23時です。
算命学では時間まで意識しませんが、四柱推命や九星気学では、時間まで必要になってきます。
そして、このタイミングで、年干支が切り替わります。2024年の干支 甲辰から2025年の干支 乙巳に切り替わるのです。
一陽来復守
毎年、穴八幡宮の一陽来復守を年末に買い求め、新しい年を迎えるタイミングでその年の吉方位(西南西)の壁にお祀りする、マルロはそんなイベントを2016年から続けています。
一陽来復守は、1年間お金に困らない、そんな有り難いお守りですから、とても人気があり、冬至前から年末の期間は穴八幡宮が混雑します。平日の早い時間の訪問がオススメです。
正直、効果はあるのではないかと思っています。
この一陽来復守は、冬至、元日、節分の0時0分にお祭りするのですが、今年は京都で新年を迎えましたので、節分にお祀りすることになりそうです。
例年の元日と今回の節分との違いを1年かけて味わいたいと思います。
この記事を見て、まだ一陽来復守を求められていないない方は、まだ間に合いますので、穴八幡宮へお急ぎください。
