岸田文雄さん

岸田文雄(67)首相は8月14日、9月の自民党総裁選への不出馬を表明しました。自民党は党派閥の政治資金問題などによる政治不信を払拭できず、内閣支持率は25パーセントまで低迷しています。次期衆院選を見据えると岸田首相では戦えないと交代論が出る状況でした。

今後の政治家盛名を考慮に入れれば、この選択は懸命だったといえるかもしれません。そんな岸田文雄首相を占っていこうと思います。

岸田文雄さんの宿命

日干支 壬寅は、富や名誉に恵まれる星です。そして日干壬は、野望に貪欲な星でもあります。常識を超えて、法律すれすれのことすらやりのけます。

陰占を見と主星が牽牛星です。そういえばジョー・バイデンさんの主星も牽牛星でした。攻撃本能の星で、真面目で几帳面で、集団で攻めるのが得意な星です。ですから官僚と共に政治う、安部さんやトランプさんの様に自ら主導するような政治は苦手です。当然ながら、話は面白いタイプではありません、司禄星ではなくて禄存星があればまだ違ったかもしれませんね。

他に目立つのは陰占の壬ー丁の二重干合でしょう。小池百合子さんの二重干合とよく似ていますが、小池百合子さんのものは生月二重干合で、岸田文雄さんのものはすべてが日干と干合している生日二重干合です。

一般論でいえば生日二重干合は、配偶者以外に女性ができやすい、あるいは人生の内に2度結婚するなどと言われています。干合相手は配偶者と読むこともできますし、五徳で見れば官=名誉・地位を表しますから、自分自身と名誉・地位と読み替えることもできます。

岸田文雄さんの大運

完全格にも目立つ部分格にも入格していません。しいて言えば、殺局(凶運十種)がみられます。意味合いとすると、「闘争心がうまく発揮できないとノイローゼや、危険なことをやりたがり、突然とんでもないことを始める。どうでもいいことに負けず嫌いになることもある。天胡星などがあると、どこにあっても強く出やすい。身強の方が強く出る。」とあります。

今回の発表や派閥解体、数々の増税、優先順位の間違った法制化に二階幹事長の処分などは、これに当たるかもしれません。

岸田文雄さんの年運

年運を確認すると、外務大臣に就任した2012年は壬辰です。大運でも壬寅、宿命の干合はすべて壊れ、宿命の干合が無くなったにも等しい。すべて名誉・地位に結合した状態といえるかもしれません。

首相に就任した2021年のタイミングは、大運は辛丑、年運で辛丑です。大運でも年運でも、第一守護神の陰陽違いが透干していたことが分かります。総裁選は9月ですから丁酉でした。このように、日干壬(自分自身)と天干の干合相手である丁が後天運で巡る時に何かしらのマイルストーンを期せずして残されていることが分かります。

岸田文雄さんの退陣のタイミング

今回のタイミングは、2024年から年運天中殺に入っています。月運も天中殺に合っていた5・6月は衆院補選の結果が振るわず、それでも岸田さんは衆議院を解散して総選挙に持ち込むことを模索していたいわれています。年運でも月運での天中殺の時期は、自分の思うとおりにならなりません。こんな時期に解散されれば、安部さん人気でかろうじて当選した議員は、落選決定ですからたまったものではありません。

ではただ機を逸して今回の決断に至ったのでしょうか。年運と月運で天中殺だったことを除いて、後天運に陰陽違いを含めて守護神が第一から第三まですべて透干しています。天が最大限、味方してる状態です。

今回の発表は、岸田さんが9月の自民党の総裁選に立候補しない。つまり総裁任期で総裁を辞めて次の総裁(首相)は、他の人が務めることになります。派閥は解消されているとはいえ、実質的には岸田派は存在するでしょうから、次々回以降の総裁選に再立候補することや派閥から候補を擁立するなど、自民党の大御所としての地位を盤石にすることでしょう。 

しかしながら、ジョー・バイデンさんの時も書きましたが、国のトップに立つような人物には見えません。ですから人気がなかったのでしょうか…。

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