調舒星(ちょうじょせい)

調舒星の特徴

調舒星は、十大主星の火性、伝達本能、陰の濁星です。調舒星は、これまで経験した体験や知識から創造し、未来に継承させる、伝達・表現をする役目を持った星です

調舒星の性格

伝達本能の調舒星は、鳳閣星の無理のない楽天的な性格に対して、調舒星は内向きで空想にふけるようなところがあります。次々と浮かぶ想像力や多面的指向から自然に芸術に傾倒して行きます。他人からは、一貫性もなく、不思議な人だなといった印象を与えます。本人もどうせ伝えても周りは分かってくれないと思いますから、一人で空想し、心にも様々な葛藤を抱いてすごします。一人で磨いた感性とそこから湧き出す感情を芸術として表現する人も多いです。

また感性の強さ、神経質で繊細さ、完璧主義は、他を凌駕します。完璧主義が破綻するなど、思う様にならない事態は、破壊心、反発心、更なる情熱に向けて行きます。これは、一人での戦いになんるという事です。本心を表に出さない性質から、最後の最後まで周りには気付かないかもしれません。周りが気付いた時には、大きな葛藤を抱え込み大爆発を起こしています。

その情熱と繊細な感性からクリエイティブな分野で力を発揮して、周りを驚かすような成果を上げることもあります。

調舒星の仕事

団体行動や周りを巻き込むような仕事や、計画性のある仕事には向きません。発想力や直観力を活かせるような仕事に向きます。芸術家、音楽家、作家など、これまでにない物を生み出してゆく仕事で力を発揮します。

調舒星の恋愛

調舒星は、不思議なオーラを放ち、内向きで繊細さを醸し出し、周りからはなかなか理科を得られずらいといっていいでしょう。しかし、一度心を許せば、内に秘めた情愛は深く、恋に落ちることもあるでしょう。感情の安定や相手とのコミュニケーションを上手く取り合うことが最も重要です。

調舒星の陰転

調舒星が陰転すると、感情がコントロールできず、抱えた葛藤が反発やさらなる孤独、恨みつらみが増してゆきます。葛藤から何かを生み出す機動力にならず、溜め込み自らを苦しめるような方向に進みます。

理解してくれる人を増やし、心地よい距離感を保ちつつ、伝達本能を発揮することが重要です。

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