2025年 自由民主党 連立の行方
前回は、総裁選の行方について占いましたが、今回は、「自民と維新が連立政権も視野にきょう政策協議を本格化へ 維新・立憲・国民3党連携きのうは基本政策一致に至らず」のニュースにもある通り、今回の政局について占って行きたいと思います。
高市早苗さんが自由民主党の総裁に選ばれ、公明党が連立離脱、国民民主党が接近したと思えば、日本維新の会が連立を前提に協議が進む、そんな状況にあります。

[時事通信社]
なぜ2025年に26年ぶりの政界再編に及んだのか、各党の設立年月日から見て行きましょう。
自由民主党の宿命とタイミング
宿命を見れば、日干と年干が干合し、年干支の場所を有権者、月干支の場所を支持者と考えれば、有権者=国民を魅了し、得票を得やすい党と言えるでしょう。第一守護神が透干し、第二守護神の引用違いも透干していますので、恵まれた宿命です。完全格がないのは、団体としては有利に働きます。
最大与党の自由民主党ですが、前回の衆議院選でも、前回の参議院選でも議員数を減らし、公明党と連立しても過半数に足らず、ニュースを賑わしています。2025年乙巳は、宿命の年干支の乙未の干合を解いて結合する運勢が働きます。年干支の場所を有権者、月干支の場所を支持者と考えれば、有権者が取られる、そして大運を自ら七殺にしているのは、時代に取り残されると考えれば良いでしょう。次の大運 乙未は、2023年から入りますが、この10年間も日干と干合しますので下野なんてことも想定されるでしょう。
来年になればひとまず落ち着きそうです。
もし解散総選挙に出るならば、来年の2月以降をお勧めしたいものです。

公明党の宿命とタイミング
宿命から見ると、日干と月干が干合しています。これは支持者に支えられていることが色濃く出ています。背景の団体を考えればそれも頷けます。第一守護神は透干しないものの日支の中に見つかります。また第二守護神が透干し、陰陽違いも透干していますので、自民党に及ばないものそこそろ強い運です。
2025年乙巳は、宿命の日干と干合することから、支持者が取られる、支持者の意見が変わるそんな運勢です。背後の団体や勢力の意見の変化が大きくなる年廻りです。支持者からの強いし締め付けがあり、公明党から連立政権を離脱したのも理解できます。
次の大運 壬午は、2031年から入りますが、この10年間は忌神がめぐりますので、も日干と干合しますので順風満帆とは縁がなさそうです。その前の年、2030年からは2年間は年運天中殺ですから、この辺りでもう一回事件が起きるかもしれません。

日本維新の会の宿命とタイミング
宿命で目立つのは天干の七殺です。この党は大阪を中心に既得権益と戦う印象がある党です。支持者(役人)といざこざはつきまとう党のイメージです。
完全格 従生財格に入格しています。党勢をカリスマ指導者がまとめる党です。第一守護神の陰陽違いが透干し、第二守護神も透干していることから、運気は強そうですね。
大運でも月運でも七殺、自民党には都合の悪い企業献金の禁止や議員定数削減を自民党に迫る、そんな姿もこの運気の流れと符合します。大運で見てると、2027年から次の大運 丁亥に入ります。日干と干合しますので、時の流れ掴む、あるいはそっぽを向かれる、そんな運気の変化が起きそうです。

国民民主党の宿命とタイミング
宿命を見ると、月干と年干が干合しています。これは国民民主党自身が干合しているのではなく、支持者(他党)と有権者が干合しています。これは、大切なものが誰かに取られる、そんな宿命の持ち主です。第一守護神透干、第二守護神透干で、運勢は良いのですが、安定することは無さそうですね。
大運でも年運でも有権者と干合、上手くいけばブレイク、うまき行かなければ裏切られる、そんなタイミングです。2029年からの大運 丙戌は、年干と七殺になるので、いつもいいところ取られるような運気はなりを潜めそうです。党の存在意義が問われるかもしれませんね。

立憲民主党の宿命とタイミング
民主党から国民民主党と立憲民主党に分党した年が同じなので、日干のみ違う宿命です。そのお陰で干合が全て七殺で壊されるので、今回の政界再編とは無縁です。支持者へもその時々の法案にも噛み付く姿が目に浮かびますね。
第二守護神の陰陽違いしか透干していないので、与党になるような宿命ではありません。
大運でも年運でも、干合を七殺で総裁していますので、選挙の勝敗もそれほど大きな変化はなさそうです。2027年までの今の大運の間は、第二守護神が透干しているので現状維持、2028年からの丙戌からは、これまで通りの選挙戦とは違った戦いになりそうです。

参政党の宿命とタイミング
宿命をみれば、支持者や有権者から七殺、応援されている方も多いとは思いますが、賛否両論がありそうですね。組織内もゴタゴタしやすいことでしょう。
完全格の殺印相生格に入格しています。政党で共同行動するのではなく、カリスマ指導者が導くイメージの党ですね。第一守護神のみ透干しているので、まあまあの宿命です。日干(自ら)が忌神になっていることからも、カリスマ指導者が吉にも凶にもなりそうですね。
2025年の乙巳は、宿命の七殺を干合で壊しています。したがって、この年に限っては有権者や支持者が熱狂的に支持したのが見て取れます。2028年からの大運は、七殺にならないので、時流を掴むことはできそうですが、安定するとは思えません。

日本保守党の宿命とタイミング
現状は泡沫政党ですが、高市さんと政策の方向性が是々非々で協力も予想されることから、取り上げました。
宿命から見ると、日干と年干が干合しています。有権者を掴むそんな宿命です。この干合が、2度変化する雲龍型ほどは行かないまでも、他党にないカリスマ性のある党と言えるでしょう。
第二守護神が2透干しており、そこそこの運勢ですが、日干が忌神であり、党内のいざこざは付き纏いそうです。
大運は第二守護神の陰陽違いが透干、年運は第一守護神に陰陽違いが透干、月運は第三守護神透干ですから、イケイケな感じですね。当面、年運でも第三守護神が廻りますから勢いは続きそうです。2032年頃から更に党勢が拡大しそうですが、それまでにそこそこの人数になっていないと難しそうです。

2025年10月の政局のまとめ
今回は連立に関係のありそうな政党を設立年月日から占ってみました。
それぞれの党の特色なんかも宿命から読み取ることができたのではないっでしょうか。
解散総選挙になればまたその時に鑑定しようと思いますが、連立の流れをみれば、公明党が限界を迎えて離脱し、立憲民主や国民民主主義は、フラフラして定まらず、日本維新の会が急接近して連立に及んだことがタイミングとして合致しています。
面白いですね。